2011/05/27

しょうがないよね…

さて、ちょっと厳しいニュース。
とうとう、というかやはり、神奈川県下の下水処理場でも放射性物質が検出され始めました。
鎌倉、藤沢の各市の処理場からです。

それぞれ数値は、約4000Bq/kg、約2000Bq/kgとなっていますね。下水汚泥の放射性物質の基準値はありませんが、一応10万Bq(100000Bq/kg)超えるとどこにも搬出できないことになってます。
えっと、セシウムは一応金属系です。通常の重金属類は、下水処理場の浄化過程(生物処理)のなかで、汚泥に濃縮されていく傾向があるので(だから下水汚泥を堆肥化するときには重金属類を測っています)、足柄茶の茶葉から出るくらい(放射能物質が)降っていれば、水で洗い流されて下水処理場に入り、濃縮されるのは納得、というか説明がつきます。
また、鎌倉のほうが高値なのは、これ焼却灰ですから、脱水汚泥よりさらに濃縮されていると思っていいでしょう。

ココからはあくまで僕の考えですから、間違っていてもごめんなさいですけど、

このような処理水が川へ、海へ流れ込んでいますから、そりゃ海も危ないでしょ?と考えるのもごもっともですが、今のところ水からは放射性物質の検出が認められていない。これは先にも示したように、重金属類(=放射性物質)は主に汚泥に沈着するためと考えることができます。と、いうことは、下水処理された処理水というのは、“比較的”安全と言えるんじゃないかなぁ。ただ…数Bq/kgのレベルで内部被曝が絶対にないかと、安全といえるかどうかと言われればどうでしょうね。海水の量は半端ではないですから、多分希釈されて大丈夫と思いますけどね~。
それより、雨水等が集まったところの泥は(下水処理場と同じ理由で)早く捨てたほうが無難。以前鎌倉でガイガーカウンター調査やったときに、雨樋あたりの放射能が高い、なんていう話がありましたし、自分の周りから常にそういった泥は排除する習慣をつけたほうがよいかと思います。先日自分の家の周りをチェックした限りでは、あまり数値の変化はなく、逗子ではあまり心配はいらないと思いますけどね~。
また、実は同じ理由で山や山の枯葉などはそういった放射性物質を貯めこむ可能性があるので、これまた気をつけたほうが良い…となります。

海/山は楽しいですし、そこを全部ダメとされちゃうとストレスがたまるきりなので、放射能は足し算で体に効いてきますから、仮に海や山で遊んだら、そのあとはできるだけ放射能から体を遠ざけるようにするとか、そういう調整を行って付き合っていく必要があるのかなぁ、と思います。
私?今のところはリスクを承知のうえで、海で遊ぼうと思ってます(^^)。 そのほうがストレス発散になるし…。しかし、これ以上F1が爆散するような状態がなければ、ですが…。

2 件のコメント:

mida さんのコメント...

nabeさんの説明読んで、そういえば、海に入ったら、無限希釈だな~、「海は広いな大きいな~」海の偉大さ?を感じました。
放射性物質が空を飛んで、海に落ちるから、海も危ないよなあ、と思っていたのですが、少し安心というか、ね。
そういえば、節電関連の話題でTVで雨水有効利用をしてる人が出ていたのですが、雨水をため込む、のってどうなんだろうか?とちょっと不安。
私のホームゲレンデ(笑)の本栖湖は、深いし、精進湖、西湖とつながってるし、大丈夫!って思って、ウィンドサーフィンしてます。ストレスためないように、ですね。
(なんか文章が変だ。すみません)

nabe94 さんのコメント...

どもです。
正直本栖湖のほうが安心できます(苦笑)。雨水はなんともいえませんね~。今日/明日あたりの北風は福島から届く可能性がありますから、なるべく雨/風にあたらないとか、不要な外出は控えるとか…したいですよね。様子がわからない=用心するに越したことはないです。
基準値ですが、WHOの基準等は、飲料水は5Bqとか10Bqで、アメリカあたりだと0.いくつあたりになってるんですが、日本の場合は10以下になると<不検出>になっちゃうんですよね…。日本の基準値は緊急時とかいってめちゃくちゃになっちゃったので、それが余計に不安を煽る感じです。
なんせ放射能のお勉強なんてしたことがないので、基礎的な知識が不足していて自分自身判断基準がなくて困ってるのが正直なところですぅ。
無限希釈ですが回りまわってF1の水もこちらに来たり…海は繋がってますからね~(苦笑)。