2009/09/22

公約…ねぇ…?

さてさて、ちょっとまじめな話(苦笑)。

新しい民主党政権が始まって、いろいろと話が出てきましたね。そこでやっぱり気になるのは温暖化防止に関連した、日本の25%のCO2削減。大分様子が分かってきましたね。
(1)25%は日本国内だけではなく外国からの排出権の購入も含める。
(2)他国も削減努力をしない限りは日本も25%は確約しない。
(3)25%削減のために原子力の安全性を勘案しながら推進する。
(4)道路は地方高速の無料化を進めればCO2削減に効果があるのでは…

(1)は、他国で排出するCO2を削減するために、他国が排出を削減した分のCO2換算分について国が“公費で”購入する訳ですね。これに歩調を合わせるように、小池環境相は環境税の導入に踏み切るらしいですから、実質増税で他国の排出権を税金で購入するらしいです。増税だ…
しかも、藤井財務大臣?は、ガソリン税の撤廃をするらしいですから、なくなる税収入は、環境税で、しかも車を使わない人からも広く取る…となったら

利用者負担の原則もへったくれもあったもんじゃない

ですね…。だいたい内需拡大なんだから、外に金を出すことに“公費”を使わないで内需拡大にもっと使おうよ…。

(2)はもう外国は25%織り込んでますよ〜。確約していない、なんていう甘いこと言わないでよ。まったく…。ヨーロッパは歓迎っていってますけど、これ、好意的と言うよりCO2排出源取引で一歩先を行っている(既に市場を確立している)から、新規参入者(=日本)の増加で、排出量あたりの単価が上がることを狙っての発言ですから。株取引と同じようなもんです。株で痛い目にあったのを繰り返すだけですよ。安易に参加を表明するのはどうかと思います。

(3)は福島社民党党首が社民党としては見直しの方向だって〜。ど〜なってんの?早々といろいろな意見の相違が表面かしているらしいですが…。

(4)は、地方は無料化だが中央は…“全線無料化”って言ってた人どこにいったのよ(嘆息)

これ、マジで今日の国連で正式表明かなぁ…あぁ…もぅ…(無力感たっぷり)

その他にも、記者クラブの解体(コレは僕は支持者じゃないけど結構期待はしてた)も、無しになっちゃったし、後期高齢者医療制度で歳出が削減できていた医療費も廃止、“公費”で税金負担(ま、これは公約に載ってからね…)。それで、扶養控除、配偶者控除も廃止じゃ、上記も合せりゃウチのお家はひょっとして増税になるんじゃないか?子供を増やそうってのにそういう状況を作りやすくするため一つである配偶者控除とかなくして、しかも夫婦別姓/子供のいない生活がいいね…なんていう本を書いているお方が少子化対策の大臣さんとは…。(だからといって身重のお方を大臣にしていた前回の政権もどうかと思うが…)

揚げ足取る訳じゃないけど、やっぱり政権を取ると、ただ言ってるだけじゃなくて責任が出てくるから、これからいろいろ、ぶれることが増えてくるんだろうなぁ…。

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