2010/02/15

バンクーバーのオリンピック

始まりましたね〜。

バンクーバーは数回行ったことがあります。全部、USから陸路でしたが…。
とってもきれいな町ですよね。油断してると車の窓割られて中身の金目の物はみんな盗まれますが…(苦笑)。大学の先生と行った二泊三日のキャンプ旅はその美しさ、トラブルの多さから忘れることができません(笑)。

しかし…今回のオリンピックはしょっぱなから寂しい話題で盛り上がってますよね。

某スノーボーダーさん
海外でもどちらかというと批判的な文章で報道されてますね(yahoo.comのトップページを飾っているのは吹いた(爆))。海外勢はフォーマルはきちんと着ますからね。日本人だって紋付袴を崩してきたらびっくり仰天でしょうに(苦笑)。当人はここまでの事態になっても、何がどう悪いのか分かっていない様子だそうで…。それならそれで仕方がないから、周りがきちんと気を使ってあげればいいのに…。

・周りが、せめて私服で搭乗させるとか…
・いや、遠征先から直接現地入りとか…
・会見させずに文章だけ読み上げてみるとか…

しかし、彼の五輪は他の大会と大して変わらない、という発言は、頑張っている人達に対してスゴい失礼な気がするな…。今回の上村愛子さんのブログみたら、結構感動して、うるっとキテしまいました。こういう感覚、分からないんだろうなぁ…。

グルジアのソリ乗りさん
かわいそうですね…。あんな急カーブの後にバッファーゾーンのない鉄柱(ゴール地点)なんてあり得ない…と、思ったら、コースを建設する際に、NGO団体が、“自然を保護しろ”とのことで、バッファーゾーンを削ったそうな…。シーシェパードもそうだけど、人命<自然なんですね(x_x)。鳩山さんの地球愛みたいなもんか(爆)

・グルジアさんの家族はNGO訴えりゃいいんだ。
・命かけて競技に臨む人達も大変ですね…

競技はスピード抑制のためにコースを短くするとか…ところが、スタートの加速が遅い日本チームはこれで不利になる(ソリに乗るまでの加速が速い=勝てる、距離が長い=ソリの滑らせ方で逆転可能)との意見もあり、こりゃ大変なスポーツですね。

最近のウインドもそうですが、特にウインタースポーツは、進化しすぎて事故即命に関わるところまでキテしまっているように見えるのがスゴい怖いですね。スキーもカービング板になってから飛躍的にターンスピードが上がって、重大な事故が増えた様ですし、今回のソリもそうだし、モーグルも縦回転は危険だから昔は禁止されていたんですよね。モーグルのほうは、僕の大好きな選手、アメリカのジョニー・モズリーがディナーロールをやってしまったから、解禁されてしまったんですけどね…。

ウインドも、モーグルも、多分その他の競技も、特殊性を追求しすぎると行き着く先は普通の人はとてもじゃないが真似できない=実際の普通の人ににとってみれば興味が持てない、そんなスポーツになってしまうんではないか…と漠然と思ってしまう今日この頃です。

2 件のコメント:

yumikko さんのコメント...

昨日家でモーグルみてました。
試合が終わった後のコメントとか悔しいだろうに笑顔で素敵だなと思ったよ。

私なんてアルペンの試合で負ければストックをブン投げてたし、ウインドのレースで負ければマークのせいにして(笑)
努力もせずに負けず嫌い…
猛省しまくり。
今後の人生、少し考え直した一日でした。

nabe94 さんのコメント...

上村さんのブログのコメントがまた泣ける…。
一歩一歩上っていくのってすごい素敵だよね〜。

でも、こういう人もいれば、
一発で上り詰めちゃう人もいるんだよね。長野オリンピックでUSのモーグルチームのお世話をしていたんだけど、Jonnyさんははっきり言ってちょ〜能天気だったよ(笑)。

それぞれが、それぞれの苦労や、努力、想い、をもって競技に望んでいるんだよね〜。スノボの彼も含めて、そういう気持ちは大切にしてあげたいですよね。

あ、
ちなみに僕は水泳の大会はただ単に全力で泳ぐと辛くて辛くて仕方がないから、だいっ嫌いでした。
競技会で誰かと争う以前に自分に負けてたな(苦笑)。