2014/05/08

『とうたん、ばんがれ〜』

さて、GWのメインイベントはこれ、森戸川の源流探検でした(^^)。スタートは9時逗子発のバスにのって、川久保の交差点。気がついてみれば(改めて数を数えてみたら)4家族16人の大所帯(笑)。林道の入り口まではこんな感じで可愛く歩いていたのですが…。
いざ、林道入り口から進んでいくと…
だんだんと道も悪くなってきてきながら、でも林道なのでまだまだ足慣らし。ちびっ子の時代から親しんでいる道なので、このあたりはみんな平気ですたすた歩き、またトレランの人たちが抜いていくと、リュックをがっちゃがっちゃ言わせながら付いていったり…。前回は先に行き過ぎて危なく迷子にするところでした(苦笑)。
森戸川の林道終点。この時点で10時半だったのでまだお昼には早い、ということでもう少し先へ進むことに。ここの広場は子供たちの遊びにはもってこいの楽しい場所です(^^)。

ここで森戸川は、中沢と南沢に分かれます。道も基本的には整備されていない、獣道のようなものになるのですが、ルートが3本。南沢直登ルート、中沢直登ルート、南沢と中沢の稜線へ上っていくルート。
今回は、一番メジャー???な南沢をたどるルートを選択。ここからは、沢をわたり、横を歩き、時折沢の中を歩き…のいよいよ大冒険ルートです(^^)。

子供たちも、

『ねぇ、ココ行くの…???片側崩れてるじゃん…』

と、少々不安顔(^^)。
沢を渡り、沢の中を進行すると、子供たちの背丈ほどもあるシダやら、草やらで先行するかれらは隠れてしまいます。親達も、「ほんとにここ道なのかしら…」と内心冷や汗?。

倒木やらで途中の道がふさがれていたり、いろいろと大変だったんですが、子供たちは常に先頭で、上から自分達の親を励まします。

子「大丈夫か~、がんばれ~!!!(^^)」
親『えぇ~、ムリだよ~(--;)』

そんな感じで、意外と子供たちは身軽なせいもあって、すいすい、親、付いていくので精一杯…ってそんな感じ(笑)。
そして南沢の源流を一気にさかのぼり、ついに中沢との稜線に到着。幾度も写真や地図で確認したこの白い看板です。これ、誰が立てたんだろうなぁ…。到着時刻は11時半前。林道終点からわずか1時間でココまで上れりゃたいしたもんです。

ココからは道が4方向に分かれています。稜線をたどって横須賀市との境になる乳頭山へ向かうルート、逆に林道へ稜線沿いに戻るルート、中沢へ降りるルートです。今回は東逗子に戻る予定にしていたのと、子供たちの体力面を考慮して中沢へ降りて、馬頭観音を目指す距離的には最短ルートを選択。ま、結果的には親の体力のほうが持ちそうになかったわけですが…(苦笑)。
実は一旦稜線まで上って、また沢に下るわけですから、このくだりのほうがさらに危なかったのですが、もはや写真を撮っている余裕もあまりなく(笑)、

『こんなとこ降りるのぉ~???』

なんていう声も多々上がっていましたが(苦笑)、とにかく沢に下ります。途中、やっぱり道がなくて沢を歩いたりしながら、どうにかふもとの看板を発見。ここからは普通の(苦笑)山道になるので、がんばって歩いていきます。途中で、背中のみーくんが、

『とうたん、ばんがれ(がんばれ)~』

といってくれてとっても嬉し可愛かったんですが、<それなら自分の足で歩いてくれる?>と思ったのはナイショです(笑)。
目標の馬頭観音様。ここでお昼にしたのですが、なんと到着時刻は12時半。早い早い。当初の行程計画では、2時までには到着したい(ここでちょっとはやめのおやつ休憩かなぁ)と思っていたので、ここでお昼にできるとは思ってもみませんでした。さらにここで鬼ごっこみたいなこと始めるし、小学生恐るべしです。
さ、ここから東逗子まではゆっくり歩いても1時間。正直、沢登りは沢もあるし、流量あったらどうしようとか、多少迷う可能性もあったので、こちらも気が抜けない旅程だったんですが、ここからはもう勝手知ったる道なので、子供たちはずんずん先行します。

親たちは、久しぶりの雨(ちなみに天候は曇り時折雨という感じ?)で綺麗な新緑を見ながら、のんびり歩いていきます。
山道出口では、滑り台におあつらえ向きの斜面が(笑)。楽しいからって何度も上ったり、滑ったり、ほんっと、小学生の体力恐るべし(何度もいいますが)。
タンポポで笛つくり。そこらじゅうでプイプイうるさかったかしら(苦笑)?うまくできなくて、「苦い~」なんって怒ってたり、笛がないのに口でぶーぶー言ってた子も(笑)。
最後の坂では、ごろごろ転がったり、四足でレースしたり、子供たちにとって見ればまだまだ余裕のコースだったかしら???。次回はいよいよ長距離コース(東逗子~乳頭山~仙元山)を歩くぞ~(^^)。

家の近所の踏み切りで最後の休憩。この後は家にいって宴会です(^^)。

いや~、ビールがうまかったぁ(大人はこのために都会の毒を山で吐き出してきたんだから(笑))。子供たちはパーマン見たりしてなお元気に遊んでいました。
しかしまぁ天候も何とか、持ってくれたし、他の人に聞けば、源流はちょっと雨が降ると流れが強くなって上るのがかなり難儀だって聞いたので、今回の旅はかなり、ラッキーだったんじゃないでしょうか?

さぁ、次は秋かな???

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