さて、僕が初めて大枚はたいて買った車は、
Hondaさんのビート君(中古)だったりするわけですが、これ、まだ長野で現役です。
今は、父(70歳を過ぎました)が、助手席にチェーンソー乗っけて近所の山の整備のボランティアに行っています(笑)。父は軽トラが欲しい!と言っていますが…(笑)。
さて、そんなビート君、父も僕も夢中なのですが、この車、欠点だらけです。
1.雨漏りする(タオル必携)。
2.いまどき幌だったりする(自動でない)。
3.遅い(ミッドシップの上に補強でがんじがらめ)。
4.高速に乗ると間違いなくラジオが聞こえない。
(スカイサウンドが聞いて呆れる:笑)
5.純正のCDチェンジャーは間違いなく壊れる(熱に弱いのよ)。
6.エアコンがすぐ壊れる(フロンがすぐ流れちゃう←環境破壊だ~)。
7.座席が妙に低い。
8.助手席が狭い(なんと左右非対称の座席です)。
9.荷室が無い(女性のハンドバック1個分くらい?)。
とまぁ、不満を言えば出てくるわ出てくるわ(爆)。雨漏りは致命的ですね。中古で購入してまず幌変えましたもん。でも、だから?と言わんばかりに雨漏り(苦笑)。この当時の軽スポーツといえばカプチやAZ-1あたりですが、そのどちらにも勝てないですね~(笑)。また、ドライブに音楽はつきものと思っている人は驚くと思います。なんも聞こえないから(爆)。熱に弱いのは実はCDチェンジャーだけじゃなくて、電装品みんなダメですね。タコメーターなんてすぐに踊りだします(笑)。助手席が狭いのは僕は知らなかったんですよ。相方さんが、狭すぎ!と言い出して初めて左右非対称に気がついたし、しかも助手席はリクライニングしないんですよね(爆)。
でもね…
運転していてとんでもなく、“愉しい”んですよ、この車。超ショートストロークの5MT(そういえばATは無いんです、この車)を、7000回転を目処にスコスコ入れていくのが超快感。しかも、どんなにギアを引っ張ってもスピードは出ていないから安全(爆)。HondaのF1NAエンジン時代の開発であるMTRECは切れ味鋭いというか、高回転で鋭くなるんですよね。そしてそのエンジン音がまさに、“官能的”。もうね、音なんていらない(実はラジオ聞きたいけど)、エンジン音が音楽そのものだ、と思わせるすばらしさ。
そして、やっぱりメタルトップではない、幌をバサバサって開けるのもこれがまた粋なんですよ(笑)。車からほんのちょっと蛇腹が飛び出るのがおしゃれ(笑)。
そして最後には、やっぱりオープンカーってとこでしょうか?目線の低さと相まって、これはほんとに快感なんですよ>オープン(^^)。
未だにビートはそこらじゅうでオフ会が開かれるほど人気がありますが、そこには理由があるわけで、Hondaの技術者さんは是非、わかって設計してくださるとありがたいでございます。速いスポーツカーだから売れたわけではない、まさに、アミューズメントだった訳ですね~(^^)。う~ん、久々に車関係で
ワクワクするニュースでした(^^)。